第2章 最初で最期のかくれんぼ
サラを拾い、ひとりかくれんぼの準備物をみる
・ぬいぐるみ
・米
・縫針
・赤い糸
・鋭利なもの
・塩水
おもしろ半分でやってみることにした
それがあの悪夢の始まりだとは
知らずに
ぬいぐるみはあの…サラを使うかなー。
台所に行き、塩水をつくり米を小皿にのせる
部屋に戻り、自分の裁縫セットから長めの縫針と赤い糸をだすそして、机の中のカッターナイフも…
チキチキ……無機質な音が響く
そしてサラのお腹を何度も
気が狂ったかのように何度も
グサッグサッ
そして綿をすべて取り出し
小皿にのった米を入れ
自分の爪もハサミで切って入れる
そしてカッターで切った穴を
縫い付ける……
「昔から不器用だったなぁ私」
そして余った糸をサラに巻きつけて
最後に結ぶ
「思ったよりもグロテスクな感じね」
サラを部屋に置いて風呂に行くと
準備されていたかのように風呂桶がある
それに水を張ったあと祖父の仏壇のある和室に行き、ふすまの中へと塩水を置く
「線香をつけておこうかな」
線香の独特な匂いが部屋に広がる
部屋に戻りサラに
「最初の鬼はランだから」と3回
そして、サラをつれて風呂場へ
準備は完了したはずだ
サラを風呂桶に沈める
部屋の電気を消してまわり、テレビを砂嵐の画面に
目をつぶり、1、2、3…10
手に持ったカッターの感触を確かめる
風呂場のサラの元へ、チキチキ
「サラ、見つけたよ」
グサッグサッ
赤い糸が切れ、中から米が溢れ出す
「楽しいね、サラ」
「次はサラが鬼だよ」
そういい桶に沈め、ふすまへと逃げる
線香の匂いが鼻をくすぐる
どれくらいここにいたのだろう
「ごめんね、サラ」
そういい、塩水を口に入れようと思う
でも、ギシギシッ
しだいに近づく音、ついには部屋に入ってくる音まで
カッターを持ち、塩水を口に含む
勇気をだしてふすまをあけると
え?何?誰なの?
たくさんの疑問がうかぶ
そこには、サラと同じ髪の色、同じ目の色、同じかわいい洋服をきてお腹から血が滴る少女が
『私の名前は、サラ、ランちゃんみーつけたぁぁ!!』
そしてサラは包丁を振り下ろした
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ助け……て……ょ許してぇぇ………ぇ…ぇ…」
おまけコーナーを次書きます
短かったですね(笑)
それでは、また後で
リョウコ