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【黒子のバスケ 森山由孝】 知り合い以上友達未満

第4章 【おまけ】笠松の気持ち


次の日の昼休み、無事付き合えた事を森山とが俺の所へ報告に来た。

「まったく、お前らは見ててイライラしてたんだよ。2人から同じ相談されて、両思いなのに2人共ウジウジしてて。でも、本当良かったな。俺もスッキリしたよ。」

そこで2人はお互いが俺に相談していたことを初めて知り、思わず笑い出す。

「森山。の事、大切にしてやってくれよ。一応幼馴染ってやつだし、泣かせたら許さねーかんな。」

「も、森山と仲良くな。」

俺は2人の肩をバシっと叩いて教室を出て行く。

「笠松、どこ行くの?」
便所だよ、とに返事をしてドアを閉めた。





「あー。これが失恋ってやつかぁー。」

1人廊下で胸を押さえる。

2人から相談された時に、こうなる事は覚悟してたはずなのに。
が幸せになれるなら全力で協力してやろうと決めたのにな。

今は心の整理がつかないけれど、いつか心から2人を祝福できるようになりたいと思いながら足を体育館へ向けた。

頭が空っぽになるまで体を動かしたい気分だ。
黄瀬でも誘うか。
制服のポケットからスマホを取り出し、通話ボタンを押した。


The End
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