第4章 西谷 夕
次に姿を見つけたのは、なんと昼休み、鳥野高校の購買部だった。俺は思わずつばさの腕をつかんだ
西「おまえ、桜井つばさだろ!思い出したぞ!なんでこっちにいるんだ?!公園にも来ないから心配したんだぞ!」
貴「夕兄、思い出してくれたんだね!よかった!」
俺たちはパンを買い、日の当たる校庭の隅に移動した。
貴「お父さんの転勤がこれで最後だから、ずっとこっちに住むことになったの。あ、そうだ夕兄この辺り大分変ったから、昔の遊んだとことか見てみたいんだけど、連れてって」
西「おう、自主練の後で付き合ってやる」
貴「ありがと!!」