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狂愛

第8章 学校で


「ありがとう、お兄ちゃん…。」

凛音は走って行ってしまった。

すると、柱の陰から、人が現れた。

「ふーん、そういう事か…。」

その人物は、ちらりと翼を見た。

「誰ですか、あなたは…。」

翼は尋ねた。
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