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狂愛

第2章 日常


「もごもご……。」

凛音は口の中のパンを噛み、飲み込んだ。

「ふーっ、やっと歯磨きできる。」

凛音は歯ブラシを取り出した。

「あれ?歯磨き粉は?」

「ああ、ごめんね凛音。」

隣にいた翼が歯磨き粉を渡した。
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