第3章 仲間入り(銀時side)
飯を食いながら色々当たり障りのない話をしていた途中で、俺は真面目な話を持ち出した。
銀「お前はウチで預かるから。」
ぶっ!と吹き出す凛。
飯がもったいねえ!!
凛「は!?」
銀「身寄りもいねーんだろ。」
凛「そうだけど…」
銀「また元の生活に戻るのか?人襲って、盗んで、怯えて…もう止めろ。」
凛「でも迷惑じゃ…」
銀「神楽も居候だ。心配すんな。一人も二人も変わんねぇよ。」
凛「……。」
銀「だが、一応万事屋の一員って事で働いてはもらうからな。」
凛「え!?」
銀「ったりめーだ。働かざる者食うべからず、だ。」
凛「面倒臭がりの銀さんが言う?…で、何をさせるつもり?」
銀「具体的にコレってのは無いが…そうだな…依頼がない時は、洗濯、掃除、料理…とか?」
凛「あ、そんなんでいいの。」
銀「他に何だと思ったんだ。」
凛「体売れって言われるかと…」
銀「アホか。」