第12章 あなたがいるから
地上に出て改めて外を見れば、心なしか風景が明るく見える。
これも、銀時と心が通じあったおかげなのか…。
凛『銀さん…あなたのおかげで、これからは自分を大切にしていけるよ…私に幸せをくれて、本当に…ありがとう…』
言うのは恥ずかしいのでその思いは心の中にそっとしまう。
新「凛さーん。何してるんですかー?」
神「早く帰るアルよーっ!!」
振り向けば、新八、神楽、そして愛しい人がこちらを向いて待っている。
凛「うん!!」
凛は、優しく微笑む銀時に少しドキドキしながら地を蹴って走る。
これからまた新しく始まる、楽しい毎日へと向かって。
━ fin ━