第12章 あなたがいるから
結局誘拐事件を解決した後は、万事屋各々の治療、真選組の事情聴取、ヅラ小太郎からのお礼の食事会(という名の宴会)などなど忙しすぎて、銀時と凛は話をする暇がなかった。
そして今は、助けた子供達の親からのお礼金をたんまり持ち、事件解決を祝うため百華にお呼ばれされたので吉原に来ていた。
銀「いや、嬉しいけどさ。俺一応怪我人だよ?」
新「あ、そうでしたね。じゃ、お酒は控えてください。」
銀「それとこれとは別。」
神「変わりに私がご飯食べてあげるネ。」
銀「いや、飯とケガはもっと関係ねぇから!!」
凛「隙アリ。このおかずいただきます。」
銀「俺のからじゃなくて新八のから取れよ。」
新「僕育ち盛りですから。あ、僕もこのだし巻きいただきます。」
神「なら私は膳ごともらうネ。」
銀「なんで俺の飯だけ集中砲火!?」
相変わらず仲良くワイワイやっていた。