• テキストサイズ

【銀魂】あなたがいるから

第9章 甘い香りはキケンな媚薬(銀時side)


俺はいつもの羽織を上だけ脱ぎ、凛を抱え上げ胡座の上に座らせて凛をしっかり抱いてキスをする。



凛「んっ…」



舌を口の中に捩じ込むと、凛は体を強張らせた。


しばらく口と舌を堪能し、息苦しくなったのか少しもがいた凛から口を離す。


混じりあった唾液が俺と凛の口に橋を掛け、プツリと切れる。



銀「恐いか?」



凛の体が震えている。


薬が効いているとはいえ…体に染み付いた記憶はなかなか消えるものではない。



凛「だっ…大丈夫…」



そう言って抱きついてはくるが…体が震えたままだぞ、おい。



銀「安心しろ。今目の前にいるのは…俺だ。お前を襲った奴らじゃない。」



優しく背中を撫でれば、凛はホウッと息を吐いた。


深呼吸で自分を落ち着かせているのか。



凛「うん……銀さん甘いいい匂いがする…」



凛は俺の首元に顔をうずめた。


それ反則だろ!!可愛すぎんぞ、おい!!


頑張れ、俺!!


ここでただの獣と化したら嫌われるのは必然!!


それだけは回避!!


耐えろ!!俺ぇぇ!!!!
/ 179ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp