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銀魂かっこいいタイトルつけたら更新できないと思うからごめんね

第2章 章名考えると更新できないと思うからごめんね


「華子ちゃん!お団子4本あいよ!」


「はーい!」


今日もいつも通り女将さんのもとで働いている。

女将さんのお団子はとても美味しい。

ほのかな甘さと絶妙なもちもち感が黄金バランスだ。

立地が悪いからこんなだけど、本当ならもっと流行ってもおかしくないと思う。

「お待たせいたしました。お団子4本です。」

「…ありがとうございます…」

…珍しいな、こんなお店に若い女の子が一人で…

普通なら近くの大通り沿いファミレスとか行きそうなのに

お団子好きだけど周りの人に隠してるとか?
なにそれ、変な訳ありだな…んなわけないか

「…あのっ!」



「はい?」

「あ、あの…お団子美味しいですね!」

「ありがとうございます。女将さんのお団子はこの辺では一番だと私も胸張って言えます!…ふふ、嬉しいです。」

「はい、本当にこのお団子が毎日食べられたら…。」

??

「また来てくださいね?」

「…あのっ!」

「…?…はい。」




「ここで働かせてくれませんかっ!?」






えぇーーーっ!?

「うち…で、ですか?」

なんでまたこんなへんぴな裏通りのお店に。

「私も雇われている者ですので、女将さんに聞いてみないと。なんとも…」


「どうしたんだい?」

「あ!女将さん。」

「お客さんがここで働きたいと…」

いつかの私を見ているようだ

あの時の私は本当に行き当たりばったりでお願いした

断られることを覚悟し、何軒も回るつもりで

そんな私を女将さんは

「なんだい?若いのに大変だね。安くていいなら。」


…そう、女将さんは快く

快く受け入れ…


って、


えぇーーーっ!?

「お、女将さん?」

「なんだい?問題あるのかい?」

「え、いえ、そういうわけではないですが。そんな簡単に?」


「ははははははっ!華子ちゃんがそれを言うのかい?」

「そ、そうですよね。」

確かに私が言うのもなんだけど

女将さんは何を考えてるのだろうか

え、女将さんてアフォなの?

それとも本当にただのおひとよし?

「ありがとうございます!あたし頑張ります!」

「じゃあ、明日から来ておくれ。時間は9時でよろしくね。大丈夫かい?…えーっと名前は…」

「はい!大丈夫です!ひろ乃と申します!よろしくお願いします!」
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