銀魂かっこいいタイトルつけたら更新できないと思うからごめんね
第10章 次章から章名でなんとなく伝わるようにするからごめんね
心臓がバクバクしてる
顔が熱くて変な汗が出てる
少しばかり震えてるのではないかと思える両手で
銀髪の彼へ遠慮がちに触れ
「…あ、あの、ちょっと離…」
離してもらえませんか?
と、なんとか声を振り絞り伝えようとした時
ふっ…と彼の腕が弱まった
短ったのか長かったのかわからない時間だったが
解放されることに少し安心し、赤面しまくりの顔を見られるのが恥ずかしく俯いた
無意識に彼と私の身体の隙間に両手を入れ
距離を保てるよう少し押した
その刹那
すぐに両手首を掴まれた
驚いた勢いで顔を上に上げると思いのほか彼の顔はすぐ私の目の前にあった
どきり
ものすごく大きく一度
心臓が鳴った