銀魂かっこいいタイトルつけたら更新できないと思うからごめんね
第8章 章名で話の進み具合判別できなくてごめんね
でしっ
でしっでしっ
でしっ
なんとか白いモフモフから這いずり出た私だったが立ち上がっても尚、背中を前足で叩いてくる
叩いてるというよりも今度は背中をぐいぐいと押されている感じだ
「ちょっ…ちょっと…」
玄関から中へ中へと
ぐいぐい押されていく
「やっ…やめ…」
(ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん!この状況ってなんですの?)
「ほら。土足厳禁!土足だから私!」
そんなことはお構いなしの前足
どうやらオフェンスとディフェンスは入れ替わっているようだった
一生懸命に足で踏ん張るもむなしく止まることなく土足のまま部屋の入り口付近まで押し進められていた
部屋の出入口には先程の怪力少女が部屋の中に向かって立っている
その少女の真後ろ辺りまで進まされ部屋の中が少し見えた
眼鏡の少年がソファーらしきものの近くで背をこちらに向け立っていた
そして
その目の前には
この世界の中心人物
今まで私がとにかく関わることを避け続けた
主人公の彼が居た
視線をこちらに向けて