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銀魂かっこいいタイトルつけたら更新できないと思うからごめんね

第7章 章名を考える労力より小説更新を優先してごめんね


そんな私がUターンし逃げ出そうとしているところを白いモフモフにディフェンスされながら格闘している最中…


室内では



ドダダダダダ



「…銀ちゃん!!!」



少女が向けた視線の先にはソファーに寝転がって仰向けになり小指で鼻をほじっている人物が居た


そして気だるそうな彼は少年の心をいつまでも忘れないための漫画雑誌から目を放さず片手間に少女へとこたえた


「っせーなぁ、おい。酢こんぶは昨日やっただろうが。大事に食えっつったろ。」


「ちがッ…銀ちゃん、ちがうアル!銀ちゃん!!」

「あぁぁ?なんだよ。ッたくよぉ。昼ごはんはさっき食っただろう。たしかにな、お前にとっちゃ丼たったの3杯だけしか食ってないかもしんねぇが普通ならそれで腹一杯なはずなの。」


のそッ

と上半身だけ起き上がり

少女にこたえることがすこぶるダルそうに
彼は少年漫画雑誌をお腹にのせ


わざとらしく
はぁ~ッと溜め息をつきながら話続けた



「てめぇの腹が異常なの。あのねぇ、世界にはたくさんの貧しい子供たちがいるんだよ。飯を食えず死んでく奴らだっているんだよ。マッチを灯して幸せに飯を食う幻覚を見ながら1人寂しく命の灯火を消していく子供だっているんだよ。いつでも食いたい時に食えることが当たり前だと思うな。日々食事ができることに感謝しろ。ありがとうございます、アーメンとな。」


頭をボリボリかきながら彼はようやく少女へと目を向けた


「ッ!?」

少女の顔は普段見たこともない表情を見せていた


眉尻を下げて今にも泣き出しそうな…

そんな少女の顔に彼は息をのみ

ただ事ではないことだけはわかった
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