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あの子と入れ替わっちゃって黒バスの世界に来ちゃったっ!

第12章 番外編【もう一人の私&ケン】


もう一人side

健太「ままー!」
3歳になった私達の子供。名前は健太。
最初に私が言っていた名前だ。

最終的に話し合った結果健太になった。
てきとーじゃないよ?

決め手は“女のカン”

倉「ただいま」
もう一人「おかえり」
健太「ぱーぱー!!」

とソファに座っていた。健太は玄関に走ってケンに抱きつく健太。
めちゃ可愛いんですけど…私の息子…

私も親バカだなぁ

なんて思う。
リビングへ来るケン、それに片手で健太を抱っこしてる…すごい…。

もう一人「お疲れ様、でもないか。」

だって健太見て疲れが吹っ飛んだ感じだもん。
健太「ぱーぱー!」
とケンに甘える健太。

もう一人「健太、パパ着替えるからこっちおいで」
健太「あーい」
ソファに座っている私のところへ。

可愛いすぎる…

******

食事をみんなで済ました後ケン達はお風呂へ私はお皿を洗い終わった後、今は洗濯物を畳んでる。

慣れた作業だ。

健太「ままーただいまー!」
もう一人「お風呂あがったの?」
健太「うん!ぱぱがね。からだふいてくれた!」
もう一人「そう、良かったね」
健太「うん!」

倉「っと上がったぞ」
もう一人「ケンも親バカだね」
倉「風呂上がっていきなりそれかよ」
もう一人「でも、そんなケンも好きだよ」

倉「いきなりなんだよ。ったく…」
健太「ぱぱてれてるー!」
と指差す健太。

もう一人「だね。」
倉「あーもう!わぁたわぁた照れてるってことでいいから」

今、私はすごく幸せだ。
子供にも恵まれた。
そして隣には愛しい人。

もう一人「私、この世界に来ることを選んで良かった…」

健太「このせかい??」
倉「まぁた言ってる。最近お前そればっかだよな」

もう一人「だって、幸せだもん。」
健太「まぁまこのせかいって??このせかいにくることえらんでってなぁに?」

もう一人「ん?健太にはまだ早いかなーおっきくなったら教えてあげよーかな?」
健太「けちー」

倉「教えても信じねーよ」
もう一人「どうかな?でも、いずれ教えてあげよーかな信じるかどうかは健太次第だけど…それとも私達だけの秘密にする?」

倉「…考えとく」
もう一人「クスッ」
倉「なに笑ってんだよ」
もう一人「ん?なんでもないよ」

ケン、健太私と出会ってくれてありがとう。
私は本当に幸せ者です。
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