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あの子と入れ替わっちゃって黒バスの世界に来ちゃったっ!

第10章 第九章


貴女side
貴女「みんな…」
赤「!一体どこに…」
貴女「と話してた」

赤「!」
もう一人『うん。話してたの、色んなこと…』
貴女「じゃあね。ケン」
倉『…』

先生「赤司ここにいたのか」
赤「はい少し…用があったので」
先生「そうか。そのテレビなんだが…」
赤「はい。知ってます処分するんですよね。」

倉井side
先生『じゃあ今からケーブルとか抜くから赤司達は生徒会室に戻るように』
赤『はい。』
先生『おっとその前に少し用意が必要だな。じゃあな赤司』
と先生は退室して行った。



貴女『ケンありがとう…さよなら…』
倉「あぁ」

もう一人『みんな…バイバイ…』
先生『赤司達生徒会室に戻れー』
赤『はい。』

ブチ

もう一人「切れちゃったね。」
倉「あぁ生徒会室に行こう。」
もう一人「うん。行こうケン」

貴女side
貴女「みんな…生徒会室に行こう!みんなで少しゆっくりしよ!みんないっぱい疲れただろうしね!」
赤「なんで知って…」
貴女「知ってるよ。あの子の記憶、私も持ってるのだからさっきのバスケが楽しかったのも知ってるよ。
…これからも、よろしくね!」
私は笑顔でそう言った。

もう一人side
もう一人「ケン…これからもよろしくね。えっと帰ろ!」
倉「おう」
****
貴女/もう一人side
私達はそれぞれの願いの世界へ行き、その世界で生きるという選択を選んだ。
二次元と三次元という世界で


もしかしたら他の選択肢もあったかもしれない。
だけど私達はこの選択を選んだ。

それが間違った選択肢なのかは分からない…
けど私達はこの世界を選んで良かった。

ケンがいる。
征君達がいる。

幼馴染みや仲間と別れるのは辛いけど私はこの選択をした。願いの世界へ行くと…

悔いはないよ


寂しいけどね…


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