あの子と入れ替わっちゃって黒バスの世界に来ちゃったっ!
第5章 第四章
黒子side
朝、登校すると赤司君に呼ばれ話を聞いた後、ボクは正直最初は驚きました。
名前、容姿、性格などが同じ…
でも全部は同じとまではいきませんでした。
癖が違いました。
赤司君から聞いた右利きと左利きの話。
ボクは人間観察が趣味です。
赤司君から頼まれて少し見ていました。
ずっと見ていなくても分かりました。
今入れ替わったさんは、とても明るい。
入れ替わる前のさんよりも笑顔をよく見せる。でも、たまに少し悲しい顔もする。
そのときはすぐに赤司君が駆けつけました。
やっぱり赤司君はすごいです。
特にさんについては…
いつもすごく心配そうにさんのことを見ている。でも彼も少し明るくなった。
これもさんのおかげかもしれませんね。