第34章 愛してる…
淳子:「こら!あきら!遊んでやんと身体洗って!あはは♪」
連絡しても、返事がなかったので上がって来たら、お風呂で二人が遊んでる声が聞こえた。
ソファに座って待っているとすぐに出て来て、
淳子:「あきら!頭拭いて!」
上半身裸のあきらくんがリビングに入って来た。
あ:「あ!太ちゃん!ねぇ、太ちゃんもママの事好き?」
太:「えっ!?あぁ、うん…好きだよ? 」
あ:「じゃぁ、やっぱり好き好き同士だから結婚するんだね♪」
淳子:「あきら!あ、お、おかえり…」
濡れた髪をタオルで巻いて、ほんのりピンク色に顔を赤くしながらリビングに入って来た彼女にあきらくんが
あ:「ママ!太ちゃんもママの事好きだって♪結婚できるね♪」
淳子:「あ、あきら!」
彼女があきらくんの頭を拭きながら、目を逸らした。
頭を拭いてもらうのがイヤで逃れてきたあきらくんが、俺の膝に座ったので
太:「ママと結婚していい?」
彼女からタオルを受け取って頭を拭きながら聞くと、
あ:「ほんとは、僕の一番好きなのはママだからママと結婚するのは僕なんだけど、僕にはまゆかちゃんが居るからいいよ♪」
太:「ヤッタぁ~♪ありがとう♪」
あ:「んふふふ~」
あきらくんを抱き締めると、抱きついてくれた。