第3章 お誘い…
結局決めたのは今度デートをしようと思っている。
「いうしかないな…。」
『……なにが?』
「…………ぅわあっっ!!!」
『……人を化け物扱いするなよ。』
「いや、別にそーゆーことじゃ……。」
『で、なにが言わないといけないんだ?』
そうだ、彩菜にデートを誘わなくてわっ!
「彩菜っ!!!」
『(((ビクッ なんだよ……。』
「あ、あの、今度デートしませ……ん?」
『……しゃんとしなよ。まあ、いいけど。』
「まじで!?」
まさか、ここでおーけーをもらうとはっ!!!
やっべー、楽しみ。
『じゃあ、あした暇?』
「ん?あぁ、暇だけど…?」
『じゃあ、決まりだな。』
え?
『明日でもいいだろ?デート。』
「……お、おう、」
なぜに明日。
いや、別にいいけど、けどっっ!!!
急すぎないか?
いや、望んでいたことでもある。
んー、なんかありそう……。
告白したときみたいに……。
つくづく思う。
俺ってヘタレ?