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いちご味の恋
第3章 いちごちゃん*智*side
バタンッ
「…ん…あんがと」
ニノ「いーえ、お気をつけて…
あ、ちゃんと変装しなさいよ?」
母ちゃんみたいにニノは
車内からそう俺に言う。
「あーい…おやすみ」
ニノ「おやすみ~…」
ニノの車はどんどん小さくなって
それを見て俺は部屋に向かっていった。
「ん~…満月や…」
ちょっと、いつもより明るい
夜空を見渡すと満月が出てた。
それはあの時と同じ満月
「…なんてな…」
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