• テキストサイズ

いちご味の恋

第29章 甘い幸せ


『ん?大野さん?』


大野さんが後ろから急に

あたしの左手を持って見ていた。



「きれいな指」


『ふふっ…そう?』


「うん。・・綺麗」



そう言って優しくあたしの

左手にキスを落とした。



「ここ・・」



『え?・・薬指?』



「うん。・・ここ、
オイラがもらっていい?」



次は薬指を溶けるように
自分の口元へ持っていって舐めた。



『んっ・・ちょっ・・』


「ふふっ…いい?」



それって・・プロポーズなの?



「愛してる。」



『・・・・あげます』



「ふふ…・・いい子」
/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp