第28章 イチゴ味の恋*智*side
「んあ・・」
カーテンから太陽が射して
目を覚ますと隣には眠る
だいぶ、疲れてるよね。
オイラ、まじで余裕なかったかんねぇ
の頭を撫でながら
自然と微笑みが出てしまう。
『・・ん・・』
「あ・・起きちった?」
ゆっくり大きな目が開いてきて
微笑むと顔を真っ赤にする。
そんなオイラかっこいいかな?笑
『・・おはよ・・』
「ん・・おはよ」
そう言ってにこっと微笑む二人
この時間がどうしても
止まってほしくて、そっと
願い事をするようにキスをした。
『ん?』
「うんん。・・お風呂入ろっか?」
『・・いいよ?』
やっぱり、いちご味の恋は
止められそうにない。