第24章 ごめん。*智*side
〈もう・・大野さんの傍に
いちゃだめなのかな・・っ…〉
ニノからかかってきた無言の電話から
ちゃんの声がした。
泣いてる。
泣かせたのは俺なんだよね。
ガチャンっ
愛しい彼女を思い出すと
俺の足は勝手に動いてて、
携帯を握りしめていた。
えり「・・や、やだっ!
あ、さ・・智っ!助けて・・っ」
部屋からでるとまたアザが増えてる
えりが逃げてきていた。
えり「殺される…っ」
「は?・・ちょっと」
えり「お願い・・っ…」
俺に抱きついてきたえりを
とりあえず部屋に入れた。
を迎えにいけないまま。