• テキストサイズ

いちご味の恋

第23章 何してんだよ。*nino*side


『イチゴ・・っ…』


子供みたいに笑いながら
泣いてるちゃん


それってさ・・
悲しいの我慢して泣いてんの?


リーダー…なにしてんだよ。



「愛しの大野さんには
会えなかったの?」



『・・っ…えり・・さん』



えり・・に会ったのか。

こりゃ…何か言われましたな。
まぁ、諦めのいい女だとは
思ってませんでしたけど・・




「なんか・・言われた?」


『・・っ…』


言ったら、壊れるよな…

泣きすぎて…



「・・飲みな?」


『・・はっ…い…』



涙を拭きながらイチゴオーレを
飲もうとする彼女の姿は

あまりにも悲しすぎて、

ずっと背中を撫でてあげてた。



大野さん・・なにしてんだよ。

あいつは過去だろ?
/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp