第19章 矛盾してる。*智*side
かれこれ、15分経過・・
ねぇ、のびるよ?笑
「そしたらさぁ?
ん~っとねぇ…
さとくん、だぁいすき。はい。」
先生がやるみたいに手を前に出して
そう言ってみる。
そしたら、やっぱり照れてる彼女
あのときは言ったのにさ?
なんで…言えねぇのかね?
『さ・・さとくん…』
お?言ってくれんのかい?!
『だ…・・あ!』
「んあ?」
途中で何かを思い出して、
ちゃんは止めた。
『つゆっ!つゆがない!』
どうやったらさ、出てくんの?笑
「んもぉ…・・
コンビニで買ってきたげる。」
『え・・いいよ。
バレたらまずいし…』
「いいのぉ!
その間にさオイラに甘える方法の
1つや2つ…考えといて?」
ほら、また赤くなって・・
本当に可愛い。
本当に・・
「好き」