第1章 BLEACH/日番谷冬獅郎/甘
向かった先は、十番隊隊舎の屋根の上。
凛「う…寒い…」
冬獅郎「当たり前だろ。戻るぞ…」
凛「あーーー‼︎」
冬獅郎「な、何だよ?」
凛「雪!冬獅郎、雪!」
いつの間にか夜空から、ハラハラと牡丹雪が降り出していた。
凛「ホワイトクリスマスだね。」
冬獅郎「なんだそれ?」
凛「雪の降るクリスマスのこと!私、初めてだ…感動〜!」
凛は、一気に目をキラキラとさせた。
冬獅郎「…寒いだけだろ。」
凛「寒いけど良いものなの!冬獅郎と一緒だから、もっと嬉しいんだ♪」
凛が、冬獅郎に笑顔を向ける。
冬獅郎「////…そういうもんか。」
冬獅郎は、顔を凛から空に移した。
凛「あ、照れた?照れた?」
冬獅郎「////照れてねえ‼︎」