第1章 俺だけのモノ
「私なんかでいいんですか?」
『保菜美じゃなきゃヤダの!』
「フフ、ありがとうございます!」
『ありがとうございますってことは?』
「お付き合いさせてください。」
『よっしゃーーー!!!』
やっと保菜美が俺のモノになった。
ずっとこの日を待ってた。
これから先
保菜美には我慢させちゃうこと
たくさん出てくると思う。
でもそれ以上に幸せだって
俺のモノになってよかったって
思ってもらえるように頑張る!
ガヤさん、絶対譲らないから!
保菜美は俺のモノだから!
「ね、なんでガヤさんみたいにって
藤ヶ谷さんの名前が出てくるの?
もしかして玉森さん藤ヶ谷さんに
憧れてるんですか?」
『ん?それはね、ひ・み・つ!』