第2章 入学式！

そしていよいよ初授業の日。

リクオ達は遅れずに学校に着いた。

清継「いよいよ高校生活スタートだっ！楽しみだなぁ♪♪」

清継は後ろにいるリクオたちと話しながら後ろ向きで歩いていた。

島｢そうっスねー！って危ないっス！清継君!!｣

清継｢んー？なんだい？島く、ブッ!!!!｣

清継は最後まで言葉を言えなかった。

なぜならいかにも厳ついお兄さん方にぶつかってしまったからだ。

清継｢いてててててて。。。｣

不良１｢おい！てめぇ"キリ"さんに喧嘩売ってんのか？ああ"ん？｣

清継｢ひぃぃぃぃぃぃ！！いえ！そんなっ！めっそうもございませぬ！！｣

焦って変な言葉になる清継。

キリ｢あ"あ？｣

リクオ｢ちょっとやめてくださいよ。怖がってるじゃないですか。｣

清継がかわいそうになりリクオが止めに入る。

不良２｢なんやお前！でしゃばんなや！｣

キリ｢まぁ、落ち着け｣

不良１｢でもっ！キリさん！｣

キリが不良達を宥める。

だが言う事を聞かない。

キリ｢……てめぇ、俺の言う事が聞けねぇのか？｣

不良１｢っ!!.....すみません。｣

キリ｢まぁいい。それよりお前！｣

キリはリクオに話しかける。

リクオ｢ｯ!なんですか？｣

いきなり呼ばれ少し驚く。

キリ｢この俺にぶつかっといてスイマセンだけやあかんやろ？｣

リクオ｢…どうすればいいんですか。｣

リクオも組をあずかっているため少しは話がわかるようだ。

キリ｢そうだなぁ。そこの女がいい。おいっ!!てめぇらあの女連れてこい！｣

カナ｢キャッ!!!!何するのよ！触らないでよ！｣

不良達はカナを連れていこうとする。

リクオ｢おいっ!!やめ｢おい。てめぇら何してる。｣っ！？｣

リクオが止めようとすると誰かがリクオの言葉をさえぎり止めてきた。