• テキストサイズ

結婚するまで sex しません

第14章 自信がない


「雅樹くん、私のこと好き?」

「好きです。優子さんは?」

「んー…ナイショ」

「どうして? 教えてくださいよ」

笑いながら、彼は私をベッドにゴロッと押し倒す。

もう既に、私も彼も下着姿。

脚とか腕とか、私の生の肌の部分に彼の肌が当たるとゾクゾクしてくる。

期末試験が迫ってきたから、今日が試験前最後のデートかな…。

「教えて?」

彼が私の顔を見下ろし、優しく問いかける。

優しくて、少しセクシーな声。

その声を聞くと、私の体温は上がる。

「知ってるでしょ?」

私は、彼の顔を見上げて微笑む。

「あってるのかな…。自信ないですね」

彼は首を傾げる。

「よくわからなくて、こんなことする人じゃないでしょ、雅樹くん。私、知ってる」

彼は、少し笑って私の唇にキスする。

舌と唇で私の唇を塞ぐ。

ずっとずっと塞いでて欲しい。
私は彼の舌と唇が大好き。

彼の唇がそっと離れる。

「好き…」

私はつぶやく。

「知ってる」

彼がふっと微笑む。

/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp