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Ifの物語。
第3章 嵐:櫻井翔
ただの、幼馴染みだった。
翔はお金持ちで、
私は庶民という差だったけれど
母同士、親友な仲で。
まあ。
子どももそうなるよね、ってね。
「翔。弁当忘れてる」
「ありがと」
高校は、何故か一緒で。
クラスは違うのに
彼は私にまとわりついてきて
おかげでイジメられる。
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