第14章 嵐と関ジャニ∞
そんな日から現在に至って、
彼の友達とも仲良くなったんだけど…。
「あのね、来ていいとは言ったけど
放課後のたびに来なくたっていいからね」
放課後に私は居残って勉強をしている
その事を知った彼らは
毎日のように遊びにやってくる。
「先輩に1日会わんとか辛すぎやで~」
「それな~!萎えるわ~」
関西から高校の寮に住んでいるという、
7人は櫻井くん(他4人)とは寮で知り合ったらしい
隣に座った安田章大くんが
ぎゅーっと、抱きついてきた
「あのね、勉強してるんだよね、」
こうなるなんて誰が予測しただろう。
思ってみれば、彼らは女の子達と
仲良くするところなんか見たことがなかった。
選抜クラスだからなのだろうけど、
これだけ人気なのだ。
他の校舎からこちらへ遊びに来て、
声をかけるぐらいはしてるだろうに。
「あんたらうるさい」
「こいつらがうるさいのは、
いつもの事だろ、二ノ」
「あはは、確かに~!」
「確かにやないやろ!」
こんなふうに、楽しそうにする彼らは、
何を思って、何を感じて、
私の傍に居るのだろうか
「なあなあ、先輩」
近づく彼らが私に向かって言う。
「俺らな、ほんまはな、」
「ずーっと前から好きなんですよね」
もう夢中!!
君と出会って、あの日から、
目が合わないかなとか。
話すきっかけがないかなとか。
ずっとずーっと持ち合わせてたこの気持ち、
先輩と一緒になれたらええなって、
思っててもいいだろうか?
《 もう夢中!! 》
櫻「お前ら冷やかしだけだったくせに!」
二「いや~、気づいたらってやつですよね」
丸「まあまあ、ケチケチせんとええやーん」
安「せやでぇ?恋に早いも遅いもないねん!」
村「まあ、確かにそやな」
渋「最終的には俺のもんやけどな!」
松「いや、おかしいだろ」
智「オレのものでしょー」
忠「それもおかしいからな!」
相「まあ、いいじゃん、仲良くしよ」
横「呑気やな~お前は」
錦「せんぱーーいっ!」