第14章 嵐と関ジャニ∞
高校2年生の春、
進路について考え始めたばかり
私は高1の頃から
生徒会と軽音楽部に所属してる。
掛け持ちはなかなか忙しいし、
どちらかと言えば
軽音部の人達に迷惑かけてばかり。
でも、そんな毎日も楽しくて続けてる。
その中で出会った2人
「よう、おはよーさん」
「村上先輩、おはようございます!」
村上信五先輩。
生徒会長であり、
私のお兄ちゃんみたいな人だ。
ドジな私を気にかけてくれる優しい先輩
「今日は生徒会ミーティングあるから、
忘れんとちゃんと来いよ」
「ああ!忘れてました!
軽音部のミーティング入れちゃいました…」
「アホか!!!前々から予定してたやろ!
なんで部活ミーティング入れんねんアホが!」
「ひぃぃ、すみません~…!」
こんなふうに、基本的に怒られてばかり
もっとしっかりしなくちゃって
思ってはいるけど、なかなか難しいよね…。
そんな時、いつも助けてくれるのは、
「先輩ダイジョーブです!
大倉がミーティング時間延ばしてもらうよう、
すばるくんに頼んでおきましたから!」
ひょっこり現れた長身の後輩は、
大倉忠義くん。
軽音楽部の後輩の高校1年生で
こんな私を慕ってくれる、
いい子な高1の後輩なんだよね