第14章 嵐と関ジャニ∞
「俺らとおりたくなくなった?
こういう事されて嫌いになった?」
違う。違うのに。
私より傷ついてるような顔で、
私は余計に苦しくなった
「俺らがこういう事されるのは平気だ
日常茶飯事だから。でもな、
お前がされてるのは我慢ならねえんだよ」
まっすぐ私を見た潤くんの目から
涙がこぼれた
「俺らはお前が好きやねんから。
好きなヤツが傷つくのは嫌に決まってるやろ」
「潤くん…裕くん…っ、…わたしっ……」
何も知らなかった。
守ってもらったことないから、
こういう事起きて、
2人にどうすべきか分からなくって。
嫌われないように隠すことだけだった。
入学式の時に2人を見た時、
すごく楽しそうに笑ったんだ。
あの笑顔が見れなくなるのが嫌で、
私はあの時、
助けたい。誤解解きたいって思った
「……ツライよっ…、助けて…!」
震えた手を握った2人が、
優しく笑いかけた
「当たり前」
《 俺の方を向いて! 》 END
「今回は俺の勝ちやから俺と付き合って」
「馬鹿かよ、俺の勝ちだろうが」
「はぁ?俺の方がめちゃくちゃ好きやし」
「お前より俺の方がカッコイイし」
「ナルシストは嫌われんねんで~」
「ぶすよりマシだわ」
「誰のこと言ってんねん!!」
「静かにして、私を挟んで喧嘩しないで」
「「じゃあ、俺の方を向いて!」」
「いや、あの…」
「もう無理!我慢の限界や!」
「いや、ちょっ」
「もう待たない」
「や、やめてええええええ」