第14章 嵐と関ジャニ∞
「「好きです、付き合って下さい!」」
重なった声が私に向けられて、
思わず驚きの声を上げる。
彼らを紹介しようものなら、
いくらでも情報がある
大野智。
美術や音楽を得意とし、専攻している。
コンクールや大会でも
何度も賞を受賞している実力がある
人見知りではないが、あまり広い交友を持たず
だが人気があり言い寄る女の子は耐えない(噂では。)
櫻井翔。
彼は5教科他、副教科も得意な普通科。
テストの順位ともに全国順位も
常に上位にいる。
誰にでも人当たり良く優しい人で、
学校では人気を集めている(本当はヘタレなのに)
そんな2人が目の前に立っていて、
どういう訳なのか頭が混乱していた
「えっと…。」
実を言って彼らとちゃんと話したり
対面して関わったことは1度もない
だから簡単に付き合いますなんて、
言えるはずもなくて
どう断ろうか。
その一択に絞られていた