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Ifの物語。
第3章 嵐:櫻井翔
程遠いことぐらい、
付き合える前から百も承知だ
だからこそ、
この寂しさの理由ぐらい分かるし
我慢することぐらい分かる
開けきれない、
まだ新品のコンサートのDVD。
同棲してるのに、
会えるのは何日かだけとか
限られてるなんて。
「…ばかやろう」
私が一途だから良かったんだよ
なんて、
録画した翔くんが映るテレビを
見ながら呟いた
早く、会いたいのに。
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