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Ifの物語。

第13章 関ジャニ∞:大倉忠義






「私は、あなたの全てになりたいですっ…!
例え可愛くなくても綺麗じゃなくても、
一緒に居て楽だと言える相手でありたいです…
それが私でもいいのでしょうか…っ。
私は、あなたの気持ちに答えられるでしょうか…」





別に言わなくていい。

私の意見など知られなくていい。





そう思って忘れ捨ててきた。



だけど分かったんだ。






貴方が悲しかったら、

私が抱きしめ涙を隠しましょう。


貴方が嬉しかったら、

貴方が笑い続けるために共感しましょう。


貴方が落ち込んでしまったなら、

傍に来て笑顔に戻る為に尽くしましょう。







貴方が何も苦しまなくたって、



辛い思いをしなくたって、
過去をいい思い出と言えるように。




見向きもされない私の意見を、


初めて知って欲しいと思ったんだ。






涙で濡れた頬を撫でた。


痛いのは私なのに、
どうして貴方が泣いてるの




「好きやねん、じゃなきゃ、あかんねん」








込められた力に反して抜けていく力、




そうして、流れ落ちた涙












失いたくないんだって叫んでた。


本当は貴方が好きだと泣いていた。




だから、




離れて行かないで。












それでもやっぱり、



君が笑うとそんな思いも忘れたフリをしてしまう






























( それでもやっぱり ) END









たった1度だけ、微笑んだ。



の笑顔が忘れられんくて。


もう二度と、泣かせたりしないと誓ったんやで。







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