第13章 関ジャニ∞:大倉忠義
私にはお兄ちゃんが二人いる。
双子の兄だ。
二卵生双生児で顔は全く似ていない。
黙ってたらそれなりにカッコイイと思うし、
少し笑えばみんな好きになると思う
褒めるならそこだけ。
「ほら!兄ちゃんがアーンしてやる!」
「おまえ毎朝ジャマなんだよ!」
ギュウギュウに押される、朝食。
兄たちに挟まれて、
ムスッと不機嫌な私をよそに
今日も日課の喧嘩を始める
「ご飯ぐらい食べれるよ」
「兄ちゃんが食べさせたい」
「服だって着替えさせたいのに!」
バカじゃないの、
そう一言吐き捨ててその場を離れた。
「あ〜。翔のせいだぞー!」
「え?俺じゃないでしょ!和でしょ!」
なんて、
言い合いをしてる兄達。