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Ifの物語。

第13章 関ジャニ∞:大倉忠義






数日経っては、


落ち着いてきて普通通りに過ごしていた。





でも、記憶は戻らなかった






1から記憶を作ってあげるしかなかった。





「忠義くん。」


「なんやねん、」



だけど彼女は俺にくっついて歩いた。


独りぼっちは怖いと言った。







「…、なんでもない!」





遠ざけると遠くなった。



傷ついた顔して寂しい顔して、

は俺から遠く遠く離れていった。







そうしてはいなくなった。








『忠義!大変やねん!!
ちゃんが!!!』





「………っ!」







ベッドに横たわり、

布を被せられたがおった




『ストーカーにな、刺されたんやって
ずっと悩んでたん…気づいてあげられへんかった…!』




母さんはそう言って泣き崩れた。




あの日、は俺に
何を言おうとしたんやろ




俺が「なに?」って、

聞いてあげとったら今も笑ってた?




なにも、出てこない言葉。





『何度も何度も刺されたようです…
運ばれてきた状態の時はもう酷い怪我でした』





だらりと出た手を握った



冷たくて力がなくて、寂しくて








「…ごめんなぁ、…!」







君がそこにいたから。





好きだと言いたかった。

ほんまは会えて嬉しかった




覚えてへんかもしれんけど、


とは再会やったんやで。









ああ、




ほんまに、好きやったんやで


































( そこ君がいたから ) END






助けてと泣き叫んだ時、


目の前に現れた背の高い男の人、



また会えたね、って言えなくて





覚えてるよって言えなくて。







知らないふりをしてたら、





もう君には伝えることが出来なくなった









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