• テキストサイズ

Ifの物語。

第13章 関ジャニ∞:大倉忠義







『あんた、ホントに付き合ってんの?』


「付き合ってるよ。現に彼女って言ったし」

『いや、そういうことじゃなくて…』









教室の黒板側の方、


大倉くんの周りに集まる男子たちが



私の悪口で盛り上がってる。

言い始めたのは大倉くんなのは確実だ







「ほんまに毎日毎日、ワガママ聞いてたらな?
嫌になるで?俺は財布かって思うわ」


『そんなに貢いでんの?』

「ちゃうねん、金をしぼりとられんねん」


『まじで財布じゃねーか』






遠くから見る私は別に怒ってない



これはいつもの事だし、
理由だって知ってるから怒らない。






チラチラ私を見る限り、


また私の機嫌を伺ってるのだろう。






『、ヤス先輩から呼ばれてる』



「え、あ、ほんとだ」







手招きするヤス先輩に

駆け寄る私の後ろ姿を見つめる大倉くんが




手のひらを後ろに回し、

ぎゅっと力を込めた。











/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp