第13章 関ジャニ∞:大倉忠義
3人で学校に到着すると
うるさい声が
廊下中で飛び交っていた。
『大倉くーん!』
『おはよ!大倉くん!』
「みんなおはよ〜!」
彼こそ一番苦手分類の大倉氏。
学校一の人気者でモテ男。
性格が良いのは凄いとこだと思う
「ちゃんも
よう大倉好きにならんよな」
「ほんまよな」
「好きにならない人だって
1人ぐらい必要じゃない?」
「意味わからんわ」
大体、男の人苦手な私に
付きまとうのはあんたらだろ!
マルちゃんは慣れたけど
ヤスくんは苦手だ
「あ!ちゃん!」
やつに見つかった。
背が高いもんだから、
人混み内でもすぐ見つかる
チビの私ですら、
彼に見つかってしまうんだ
「またマルとヤスやん
俺と一緒に居てくれへんの?」
「丁重にお断りします」
「ちゃんは
俺らのもんやからあかんで!」
「せやで!どんまい大倉!」
やめて、
私ただの男誑しじゃないか