第13章 関ジャニ∞:大倉忠義
営業周り終わり、
村上部長がそのまま直帰して良いとの
連絡があったので帰ることに
「それでは私はこれで」
「待って!!」
ぎゅ、と掴まれる腕。
振り向けば、戸惑う彼に
なんなんだって不満が浮かぶ
「真面目に、好きやねん!」
顔を真っ赤っかにして
唇を噛み締め、
緊張しているみたい
「私は、嫌いです。」
「な、なんでやの!
直すから教えてや!!」
「仕事しないとこ
食い意地張ってるとこ
チャラチャラしてるとこ
だらしない服装
…期待させるとこ」
君は私の嫌いなタイプ、
なのに
なんだかドキドキするんだ
( 食いしん坊は嫌いなタイプです ) END
「大倉が真面目に働いとる…」
「ほんとですねえ」
「なにしたん、お前」
「嫌いなタイプって言いました」
「……ないす、」
「いえいえ。滅相もないです」
「終わった!ちゃん!
飯、食いに行こう!!」
「……(変わってないし)」