• テキストサイズ

Ifの物語。

第12章 関ジャニ∞:錦戸亮





収録が終わって、
楽屋に戻る途中で


ヘアメイクのちゃんを見つけた




「あー。ちゃんや。
 髪解いてる~!かわええねぇ!」

「…おん、せやな」




マルがヤスとキャピキャピ
喜んでる横で、


なんであんなかわええ姿を、
みんなの前で晒すんやろって





俺のもんやないのに思ってた







「次は移動かー。だるいなあ」

「なんかご飯食べたいなー」



「さっきロケ弁食うたやんか」






わいわい賑やかな楽屋に、
ヘアメイクのちゃんが
笑顔で入って来た。




「お邪魔しますねぇ」


「どしたーん?」




ヤスが駆け寄ると、




「これ、錦戸さんに」




そう言って差し出したのは
沢山入ったあめ玉袋




「へ?」


「食べたいって、仰ってたので!」






はい、と渡される。


でもそのあめ玉袋には、
(今日もとても素敵でした)なんて




心臓が飛び跳ねるような、
嬉しい言葉が小さく記されていた






「顔、赤っ。」

「あかん、熱かもしれん」



「では、また。
 お仕事頑張ってください!」







小さく高鳴る鼓動に




期待してまうアホな思考に










ああ、惚れたんやって
今やっと自覚した
























( ドキドキする理由 ) END








/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp