• テキストサイズ

Ifの物語。

第11章 関ジャニ∞:安田章大






「僕な、知っててん。
でもな、僕はそれ以上にわかってた
好きやって思ったらあかんこと」



隣にいたあの人は、


きっと僕の事が大嫌いで。

そして同じだけ、
お姉さんの事幸せになれって。


それで、お姉さんが幸せになるんなら



潔く別れる、そう思ったはずや。




心の中の憎しみを押し殺して。






「片思いや、って…ずっ…と、
思ってたんやでっ…!なのに…ずるいわっ…」



「それは、うちのセリフやで。」




いつか思い知る、あの日の切なさ。


いつか自覚する、あの日の苦しみ。






夕日が差し込む窓辺で、




影がゆっくり重なって。





ああ、僕は今も昔も、幸せやったって





なんで今さらに、





ちょっとだけ実感した自分がいて…。





















( 例えそれが…。 ) END




「そう言えばリョウって、だれ?」
「錦戸亮だよ?知らへんの?」
「もしかしてモデルしてる、大学生?」
「なんやねん。それは知ってんねんな」
「高校でも有名やったやろ、くそ」
「はあ?くそ、ってなんやの!!」
「あんなやつただのポンコツやん」
「リョウは、鈍感でアホなだけやから」
「…あんなの禿げてまえ(ほんまに禿げろ)」
「ははーん、ヤキモチか」




/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp