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Ifの物語。

第11章 関ジャニ∞:安田章大







素直な女の子だったら、


きっとしょーちゃんとも喧嘩せずに
仲良くやって行けただろうに。



笑えず出てくるのは涙ばかり。




「…泣くなよ、もう。」


「……だっ…て……!」




「安田はお前のこと、
大事に思ってるはずだろ?
なら、なおさら仲直りするべきだよ」



「…潤くん…」





あの時、試合終わりに
声を掛けて『ごめん』と言えたら?



しょーちゃんは、許してくれたのかな





でも頭に浮かぶのは、
いつだって他の女の子の姿。




ガラッ、



突然、開いた扉に顔を上げると


そこにはしょーちゃんがいて
息切らしてこちらを見ていた




「しょーちゃん…、」




「誰やねん、そいつ。」







低い声に驚きながらも、

彼のことだとわかった





「松本潤くん、従兄弟なの。」


ね?と言うと潤も
「ああ。よろしく…な」



とぎこちなく挨拶した。






「………なんやねんっ!!
浮気かと思ったら…良かった…」



なんて、脱力して座り込むしょーちゃん





「しょーちゃん?」




駆け寄ると、


可愛く笑いながら抱きしめてきた。






「…ごめんな、
僕も嫉妬してん。やから、
の気持ちがようわかった
今までごめんな、」



「…しょーちゃん……っ、」








私が私でいられて、


そのままを受け入れてくれて。





私は貴方が居てくれたから、
変わらずに好きでいられたの。




僕はが居てくれたから、


当たり前に好きで居てくれることを
確信することが出来てたんやね。




もっと、もっと。





ずっと、ずっと。






この先も、一緒に





































( 可愛いあの子の束縛 ) END









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