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Ifの物語。

第11章 関ジャニ∞:安田章大







安田くんの後ろには村上くん




どうも、と一礼。





「…私、帰るね
 横山くん今日はありがとう」


「おん、また何かあったら
 話ぐらい聞くからな」







楽屋を出て出口へと
向かって歩いていると


ぎゅっと掴まれる腕





「……ちょぉ、待ってや」





安田くんだ



「ど、うしたの?」

「いきなり帰るとか、
 意味わからへんねんけど」






やっぱり怒ってる。


そんなに嫌だったかな。
そうだよね。

見られたくないものとか、




たくさんあっただろうし…。





「ごめんなさい…。」


「なんで泣きそうになってんのぉ〜!」




とまたいつもの安田くん
ぽろぽろ涙が流れる



泣くつもりはなかったのに





「もー、怒るつもりやったんに
 先に泣かすとかあかんな。僕も」


「ち、違うよっ…。」






「……知らんかった
 ちゃんが不安やったなんて
 どーして言うてくれへんの」


「…迷惑かな、って
 それに…、言えなくって」






勇気がなかっだけ。

迷惑なんて言い訳で、
言うきっかけとか勇気とか



私にはなかった











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