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Ifの物語。

第11章 関ジャニ∞:安田章大







楽屋へお邪魔したとき、
にこにこ笑ってる安田くんが居て



アイドルなんだよね、
この笑顔は私だけのものじゃない



そして、




私以上に安田くんを知る
ファンや人がたっくさん居て。




それと同じだけ、
特別なんかじゃないんだって


一人で自己嫌悪。





「なに落ち込んでんねん」




横山くんが隣へ座る。




今は横山くん以外が不在で。
なんだかちょうど良かった


横山くんには話しやすいんだ










「安田くんのこと、
 何も知らないなぁって」


「ヤスのこと?」






「ふわふわしてて可愛らしくて
 女の子みたいな性格してて…。
 私は、安田くんとの時間が少ないから
 何も知らない、好きな物も何も…」

「まーなぁ……。
 ヤスも多忙やから会う時間とか
 少ないやろなぁ」




アイドルなんて、



バラエティとかドラマとか、
歌番組とかドキュメンタリーとか



たくさん出て、
それだけにたくさんの


モデルさんとか女優さんとか
タレントさんに会うんだ




「……不安になるの
 このまま遠くなるんじゃないかって
 独りぼっちになりそうで…」



「ヤスも、おんなじように
 思ってるかもしれへんで?
 会いたいとか妬いてたりとかさ?」








そうかなぁ、なんて

俯いていると
扉が開く。









「ちゃん、とヨコ…?」





「…お邪魔してます」




安田くんはちょっとむすっとした






連絡なしに来て、
怒ってるかな








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