第10章 関ジャニ∞:丸山隆平
『以上、関ジャニ∞でした〜!!』
「「ありがとうございました!!」」
疲れたなぁ、って
収録終わり、
渋やんが言うから
皆も一斉に「疲れたなぁ」って同調。
見え見えの流れに
村上くんが一言先に切り出す。
「飲み行くんやろ?
はよお店決めて予約しよや」
ぴぴっと携帯を開き、
お店を検索し始める村上くん。
「ムードを大切にしろや!!」
と笑いながら言う渋やん。
ぎゃいぎゃい騒ぐ関ジャニ∞
ほんまに好きや、こいつら
調子のいい時とそうじゃない時の
僕の気分はバラバラで
調子が悪いと君を思い出すんや。
「…、なにしてんねやろ」
泣き虫だったが
歌手として東京に出てきたと
オカンに電話で聞いた。
「マル!なにしてんねん!
はよ行かんと置いてかれるで!」
「いま行きますよーっと」
会いたくなって、
今日の飲み会も
酔い潰れるの早そうやって
心の中で苦笑いする。