• テキストサイズ

Ifの物語。

第10章 関ジャニ∞:丸山隆平







6人はどこかへ走って行き、



マルが私の隣に立つ。





「ムカつくねん、」



「マル…?」


「なんでお前、隠しててん。
こういうの、初めてやないやろ」




なんて笑わず私を見るマル。




図星を突かれ、

ドキッと心臓が飛び跳ねる。






「知ってんで、俺ら。
お弁当引っくり返された事も
教科書ドブに捨てられてた事も
トイレの個室に閉じ込められた事も
クラスの女子皆に無視されてる事も」




いくつもの嫌がらせを上げてくマル



なんで、知ってるの…?





「が音楽準備室に
いつも居る理由はそこにあんねやろ
あそこやったら誰も来たがらへんし
自分がおるって知られてへんから」




「…ま、る……っ!!」



「なんで、教えてくれへんの。
辛いこと耐えてても、1人やったら
それはただの苦痛やろ!!」



なんて言って抱きしめるマル。





いつも音楽準備室に居たら、


一番に見つけてくれて。


裏庭で1人で泣いていたら、


一番に隣に座ってくれて。







どんな時も貴方が笑わずとも、
傍に居てくれたから。








「…心配せんと、
俺らが…、俺が守ってやる」





強くなったその力。




この視線に気づけ!!


ずっと見てたこの、視線に。






























( この視線に気づけ!! ) END





/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp