• テキストサイズ

Ifの物語。

第9章 関ジャニ∞:村上信五







「村上くん、約束しよ」




「…約束?」





「私ね、しばらく村上くんに
 会えなくなる。治療に専念するの

 もしも病気が治ったら、
 お父様に村上くんに紹介するわ」


「…ほんま、に?」







「…結果、手紙送るね
 約束……、してくれる?」







小さな約束。


それは、





果たされることはなかった


















『知ってる?隣の隣の町の
 富豪の娘さん、亡くなったんですって』


『本当に?奥様も亡くなられたわよね
 旦那様、お気の毒ね…』







離さない約束、


君に出会って楽しかったのに












願いはもう二度と、


君にはもう二度と、








会うことはなかった

























( 離さない約束 ) END









/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp