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Ifの物語。

第9章 関ジャニ∞:村上信五






…また、来た。



最近よう見かけるあの子。





「ヒナ、また来とるで」



とむすっとした顔のヨコ。


教室の入り口で、
楽しそうに大倉&亮という、

チャラ男ズと話すあの子






…。




「気になるんなら、
 混ざってくりゃええやん。」




机に伏せってあくびをかます、すばる。


「別にそんなんちゃうし」





一個下で、
ヤスぐらいチビで、
亮みたいに偏食で、
すばると同じ変態で、
ヨコぐらい照れ屋
大倉並によう寝る
マルの分身みたいにようふざける





あの子は、こいつらを
ぎゅっと凝縮した人間や







「むーらーかーみーくーん。
 愛しの彼女候補が来てますわよー」





ふははっ、て


自分で笑うあの子に
また1つため息が出る





「帰れ」




「冷たァ〜」





誰にでも愛想のいいやつは、






いっちばんキライ。













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