第7章 関ジャニ∞:横山裕
「んなもん、簡単やんけ」
「箸を振り回さないで」
にひひ、とイタズラに笑う
すばるくん。
こんな奴もモテるんだから
世の中の仕組みは不思議だよ。
「ヨコが好きってことやんけ」
「え?なんで横山くん??」
横山くんを好きって、
思う所あった?
「お前の脳みそ腐れとんなぁ!」
「正常だよ!健康体!!」
めんどくさそうに、
はぁ、とため息をつく。
眉間にシワを寄せ、
箸の先を私の方に向ける。
「ヨコんことばっっっか、
考えとるから好きってことやろ!!」
「でも、すばるくんの事も
いっぱい考えてるよ。」
「…お前ほんま黙れ、可愛すぎやねんて」
「…いっっ、叩かないでよ」
すばるくんと食べていると、
そこに噂の横山くんがやって来た。
「あ、ヨコ。やっほー」
へらへらと笑いながら手を振るすばるくん
「さ、さ、さっきの内緒だからね!」
「は?なんでや」
なんでやじゃないよ
当たり前でしょ!!
横山くんに言ったら、
気持ち悪がられるよ